スローセックス推進活動

私は21歳の彼に恋に落ちた。

たった二ヶ月だったけれど甘い時間だったし、とにかくその子が愛おしかった。

鬱でセックス依存から抜け出したい、ボロボロの私を優しく包んでくれて、少しだけ一人で立てるようにしてくれた。

私は何も言わずに男の人にいなくなられるのが怖い。

好きだと思った相手程、何も言わずにいなくなってしまう。そんな話をしたら、僕はいなくならないよ。ずっとそばにいるよといってくれた。

ま、いなくなったわけですけどね。

文化の違いです。

 

ただ、彼のセックスは素晴らしかった。

スローセックスを彼に教えてもらったので、私のようにAVのようなセックスを楽しんでいる私の周りのボーイたち(セフレのことを私はそう呼んでいる。因みに何人もいるから、ボーイたちがなのである。)にスローセックスをプレイの途中に盛り込んで教えている。

 

 激しく、彼らの望むように一度させた後、私が騎乗位で上にのり、耳やおでこや首筋に優しくキスをしながら、挿入した腰を動かさない。

動かしたくなる彼らに耳元でまだ、だめ。

ねぇ、抱きしめて?というのだ。

どんどん感度があがっていく彼らの顔はみんな可愛らしい。年下も年上もみんな可愛いのだ。といって。考えたら、今私のボーイ達はみんな年下だったわ。

 

ゆっくり私が腰を動かすと、これ、やばいと、みんないってくる。まだ、だめだよ。私が動くから動かしちゃだめだよといいながら、キスをする。

これを愛しているという気持ちを込めて、あなたが大切だよという気持ちを込めてする。

そうすると私も気持ちよくなって、膣の奥がきゅうきゅう締め付けるようになる。

 

特に激しくしなくても、気持ちよくなれることを彼らに少しずつ伝えている。

東京事変が言っていた。

教育して叱ってくれ。

と。

 

七転び八起き。ただでは起きないよ。

傷ついたことも、私の人生の気づきにしていきます。なんだか、うまくまとまったな。

おあとがよろしいようで。